札幌30Kにエントリーした経緯
2023年7月22日開催の札幌30K(サッポロサーティーケイ)にエントリーしました。
Fビレッジハーフを走り終え、気がつきました。私はジョギングが好きなのではなく、マラソン大会が好きなんです♡
なので、ほとんど練習しません。
そして、すぐ次のマラソン大会に駆けつけたくなりました。あくまでも、レース会場に行きたいだけで、そんなに走りたいわけではない。今年の札幌マラソンはエントリーせず、応援する側で参加しようと計画しているくらいなのです(笑)。
昨日、書いた『家に帰るまでがマラソン』でもふれましたが、なんとしても、しまだ大井川マラソンの大エイドを満喫したい!それが、私の走る原動力です。
大エイドがある32キロ地点まで確実にたどり着くには、一度ぶっ通しで走ってみるしかないです。でも、練習は嫌💦
そこで選んだのが、地元モエレ沼公園で開催される「札幌30K」でした。このブログのヘッダー画像にも掲載している札幌郊外の美しい公園が舞台となります。

走り慣れた周回コースは1周5km
スタート地点はモエレ沼公園西口近くで、イサム・ノグチが設計した人口の山や森を巡る気持ちのよい歩道が走路となります。
札幌30K | 30Kシリーズ【公式】コース図
5kmのコースを6周
昨年のしまだ大井川マラソンのパンフレットを元に作ったペース配分表だと、大エイドは32.4km地点にあります。札幌30Kは大エイドまでのリハーサルとして、もってこいの大会なのです。
しかも、このコースは過去に2回参加したあおぞらマラソン、制限時間には間に合わなかったけれど、最後まで走らせてもらったトライアルマラソンとほぼ同じなのです。
東区最高峰のモエレ山にはよく登りに行きますし、いわば「私の庭」みたいなものです。本番の緊張感を味わいつつ、シンプルな周回コースでフルマラソンの練習できるという、絶好の機会となります。
アミノバイタルドリンクとエレンタールを比較
前置きが長くなりましたが、本稿のメインテーマである栄養剤(エネルギードリンク)のお話に入ります。全国で開催される30Kシリーズでは味の素からアミノバイタルが提供されます。
「アミノバイタル®が30Kシリーズをフルサポート!」札幌30K | 30Kシリーズ【公式】
味の素といえば、エレンタールの開発元1 じゃないですか!
これはもう、本家エレンタールと比較してみるしかない。
さっそく、やってみました。まずは、ペットボトルで配布されるアミノバイタルGOLD 2000ドリンクから見てみましょう。
たんぱく質は数十個~数万個のアミノ酸で構成されています。体内に吸収するために、最小単位であるアミノ酸への消化分解が必要なため、体内に吸収されるまで3~4時間かかります。
アミノ酸の場合、カラダへの負担が少なく、約30分で吸収されます。
私達IBD患者が先生や管理栄養士さんから受ける説明と同じです(笑)。腸に炎症があり、消化吸収に難があるので、処方されている栄養剤がエレンタールなのですが、マラソンにも役立ちそうです。
ペットボトル1本分の組成を表にしました。
アミノバイタルドリンク | エレンタール | |
---|---|---|
エネルギー | 72.2kcal | 300kcal |
たんぱく質(P) | 2.1g | 13.1g |
脂質(F) | 0.0g | 0.5g |
炭水化物(C) | 15.5g | 63.4g |
食塩相当量 | 0.56g | 0.66g |
カロリー数、PFCバランス共にかなり違います。30Kシリーズの大会ではゴール後に配られるものなので、水分補給がメインになるということでしょうか。
アミノバイタルゼリーとエレンタールゼリーを比較
スタート前や20km地点で配布されるアミノバイタルパーフェクトエネルギーも取り上げてみます。エレンタールは50kcal分に分けたゼリーを毎日食べているのですが、ゼリーミックスを含めたエネルギー量をアミノバイタルの180kcalにあわせて計算しました。

たんぱく質量はエレンタールの方がやや優位ですが、PFCバランスはほぼ同じといってよいのではないでしょうか。
ということは、スポンサーがいない大会での補給は、自前のエレンタールゼリーが最適ということになります。エレンタールの安定供給のために、これからも消化器内科の主治医とは仲良くしなければいけません(笑)。
アミノバイタルゼリー | エレンタールゼリー | |
---|---|---|
エネルギー | 180kcal | 180kcal |
たんぱく質(P) | 5.0g | 7.4g |
脂質(F) | 0.0g | 0.3g |
炭水化物(C) | 41.0g | 39.0g |
食塩相当量 | 0.0g | 0.37g |
- 現在はEAファーマ社が販売していますが、たんぱく質をアミノ酸の形で吸収できる成分栄養剤として最初にエレンタールを開発したのは味の素社です。詳しくは第1号医薬品「エレンタール®」発売 – 医薬品開発の歩み | 味の素グループの歩み | 味の素グループ [↩]