夏の旅行のお供に
私は今、夏休みの旅行を楽しみに日々がんばってデブエットしています。というのは、ほとんど冗談で、現在は栄養剤が必要ないくらい絶好調なのです。
ただ、旅先ともなると、三食外食でどうしても脂っこいものや塩分高めのメニューとなってしまいます。高脂質な食事を摂ったからといって、すぐに血便が出るわけでもないのですが、トイレの回数が増えると煩わしいものです。いわゆる、過敏性腸症候群という体質ですね。
野菜不足にもなりがちで、軽い口内炎や肌荒れのようなものも出てきます。
ですので、一人でいる時間くらいはできるだけ栄養剤で食事を調整したいと思います。
そこで、目をつけたのが「すっきりクリミールジュレ」。Twitterでこの写真をアップしたところ、現役管理栄養士の正子さんから「エプリッチすいすい」をご紹介いただきました。
エプリッチをPFCバランスで分けると3種類
まず、エプリッチをPFCバランスで分類すると以下の3つになります。
- エプリッチ
- エプリッチSara
- エプリッチすいすい
Protein:タンパク質、Fat:脂質、Carbohydrate:炭水化物(糖質+食物繊維)3つの割合が標準的な商品が「エプリッチ」。
脂質がゼロまたは限りなくゼロに近いのが、「エプリッチSara」と「エプリッチすいすい」。両者の違いはカロリー数で、その実態は糖質量です。
形状 | 容量 | エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 糖質 | 食物繊維 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
エプリッチドリンク | ジュース | 125mL | 200kcal | 8.2g | 5.2g | 27.8g | 4.6g |
エプリッチゼリー | 固形ゼリー | 220g | 360kcal | 12.1g | 16.5g | 40.3g | 0.7g |
エプリッチパウチゼリー | ゼリー飲料 | 120g | 200kcal | 7.1g | 5.5g | 30.2g | 0.6g |
エプリッチドリンクSara | ジュース | 125mL | 200kcal | 8.0g | 0.0g | 42.0g | 0.0g |
エプリッチドリンクすいすい | ジュース | 125mL | 160kcal | 8.0g | 0.0g | 32.0g | 0.0g |
エプリッチすいすいパウチゼリー | ゼリー飲料 | 120g | 160kcal | 8.0g | 0.1g | 31.3g | 1.0g |
カロリー数では「Sara」に軍配
栄養剤を選ぶ際に何を重視するかは人によって異なるかと思います。味の好みもさることながら、わざわざ“栄養剤”を選ぶわけですから、病態別とでもいいましょうか…難しい話は専門家にお任せするのが一番です。
私は過去4回栄養指導を受けたことがあり、今さらなのですが、やはりプロは違います!
間違っても、「栄養コンサルタント」や「腸活アドバイザー」を名乗っているSNSアカウントの言葉を鵜呑みにしないでください。頼るなら、通院先の管理栄養士さんや、調剤薬局などが無料サービスとして提供している栄養相談です。
栄養指導の話はいずれ別記事で深掘りするつもりですが、私は脂質を控えることを勧められています。とはいっても、極端な脂質制限をしなさいと言われたわけでなく、コレステロール値など見ながら、適宜調整するといった、ゆるめの内容です。
ちなみに、祖母、曾祖母と代々続く糖尿病家系で私自身もHbA1c高め(基準値内)ですが、糖質に関しては全く気にしなくていいと言われております。
というわけで、カロリー数で選ぶなら糖質多めですが「エプリッチSara」です。125mL(200kcal)なので、つまり1.6kcal/mLです。消化器内科から処方してもらっているイノラスが187.5mL(300kcal)なので、同じ濃度だということです。

携行の利便性では「すいすいゼリー」
ハイカロリーな「エプリッチSara」も魅力的ですが、旅行のお供にはゼリー飲料タイプの「エプリッチすいすいゼリー」がいいですね!
ジュースタイプにはストローがついており、コンパクトです。でも、飲みかけの紙パックを持って歩くのは大変なのではないでしょうか。飲み終わった後も、ゴミ袋などに入れて持ち帰らなければいけません。
ゼリー飲料タイプなら、inゼリーなどと同じで飲み口にキャップがついているので、その点が便利です。
今年の夏休みは「エプリッチすいすいゼリー」を連れていくことにしました。
